がびーん!!!
「か、か、か、カビぃぃぃぃ!」
こんなことになると、落ち込みますよね。
木は、反り返ったり、ささぐれができたりすることも。
木のおもちゃと長く付き合うために、ちょっとした日々の「ひと手間」が必要です。
子どもとたっぷり遊んでくれるおもちゃに、感謝をこめて、お手入れをしてみませんか?
目次
木のおもちゃで遊び終わったらする日々のお手入れ
木は、おもちゃになっても息をしています。
人間のように空気を吸ったり吐いたりする呼吸とは、ちょっと違いますが。
まわりの温度や湿度に合わせて、空気中の水分を吸ったり吐いたりしているんです。
だから、湿度によっては反り返ったり、油分がでることもあるんです。
プラスチックのおもちゃと違って大量生産でが均一に仕上がるものではありません。
ひとつひとつの、木目や色合いに味があって素敵ですよね。
無塗装の木のおもちゃのお手入れ方法
赤ちゃんが舐めてもいいように、また木肌をしっかり感じるために無塗装のおもちゃが最近多いですよね。
でも、赤ちゃんのよだれで湿ったままにしておくと、カビが生えてしまいます。
乾いた布、もしくは固く絞ったタオルでふきとります。
つぎに、しっかりと陰干し乾燥させます。
湿気の多いところに収納するのもNGですよ~。
木の種類にもよりますが、遊ぶうちに手の油や日焼けで変色しやすくなります。
気になる場合は、紙ヤスリをかけます。
180番くらいの細かい目がおすすめですよ~。
ささくれが出来てしまった場合も、やすりをかけましょう。
塗装のある木のおもちゃのお手入れ方法
基本のお手入れ方法は、無塗装のおもちゃと同じです。
「乾拭き&陰干し」と覚えておきましょう。
しかし、無塗装のおもちゃのように、やすりはかけません。
塗装が剥がれる可能性があるので、アルコール成分を含む除菌シートは使わないで、
乾いた布で拭いてあげましょう。
木のおもちゃ 【お手入れの頻度】
赤ちゃんがベロベロなめる時期には、使い終わってすぐに乾拭きしましょう。
子どもが舐めることがなくなれば、気になったときに。
そのほか、ウイルス感染のきになる時期には、消毒をしてあげると安心ですね。
消毒については、こちらの記事でご紹介しています。
木のおもちゃの保管方法 【湿度に注意】
木のおもちゃの保管は、湿度と温度に気を配ることが大事です。
とくに湿度が高いまま汚れた状態で保管するとカビがつきます。
長くしまっておく場合は、固く絞ったタオルで汚れをおとし、陰干ししてよく乾かしてから風通しの良い場所に保管しましょう。
うちでは、湿度がひどいので長期保管の際には、乾燥剤を一緒にいれたりします。
木のおもちゃのお手入れと保管 【コツをおさえて長持ち】
職人さんの手によって丁寧に命を吹き込まれた木のおもちゃ、ずっと大切にしたい気持ちになりますよね。
木のおもちゃは湿度の管理が一番大事なんですね。
そして直射日光を避け、風通しのよいところで保管しましょう。
地域によっては湿度の高いところもあります。
まさに、私の住む山陰地方はなんにでも(!?)カビが生えてしまいます。
木のおもちゃのお手入れ方法について学べたことは大きな収穫でした。
みなさんもお住いの気候に合わせて、こまめにお手入れしましょう。
お手入れをしながら大事に使いたい国産木のおもちゃは、こちらの記事でおすすめを紹介しています。