ここでは、子どもの反応が変わる言い換え表で、日々の育児を楽にするための具体的な方法について書いています。
毎日、何度言っても子どもの行動が変わらないと、へとへとになっていませんか?
「何度いったら分かるの?」
「そんなことで、いつまで泣いてるの?」
頑張って手作りしたごはんを食べてくれない。
⦿ テレビばかりで勉強をしない
⦿ 部屋の片付けができない
⦿ 遅くまで起きている
⦿ 夏休みの宿題が後回しになっている
⦿ 家事のお手伝いをしない ・・・など、毎日イライラの種が多すぎる!
我が家は日常茶飯事でした。
私のように体力の限界~!と、泣き崩れるまえに「子どもの反応が変わる魔法の声かけ」について知ってほしい!
意識を「声かけ」に集中するだけで、子どもへのイライラが断然軽くなりますよ。
現に私は、この声かけを取り入れてから子どもの反応を見るのが楽しくなっています。
きっかっけは、発達障害の子どもたちの療育の先生でもある義母の接し方でした。
義母の声かけの様子を見ていると、わが子たちの反応は全く違うことに気づいたのです。
そして、同じように発達障害&グレーゾーンの子どもにとって「分かり易い・受け入れ易い伝え方」を考えられ、具体的な声かけを示しているのが、楽々かあさんの「声かけ変換表」でした。
すべての子どもにあてはまるとは限りませんが、あなたのお子さんの態度の変化を見逃さずにチェックしてみてください。
詳しく内容を落とし込みたい方のために、こちらのベストセラー書籍も用意されています。
目次
子育てのツボ!言い換え表でイライラしない【魔法の言い換え】
こちらが、楽々かあさんの「声かけ変換表」です。
「具体的かつ子どもに共感する」声かけをひとつずつ例として示されていますよね。
さっそく、朝から「かいけつゾロリ」ばかり読んで
ぐーたらしている息子に声かけを試してみました。
声かけ変換表にある通り「いつになったら宿題やるの?」→「何時から宿題やる予定?」
息子:時計を見ながら「う~ん、そうだなあ・・・」といって、宿題をもってきて、
すんなり始めました。
???!!!
「今までの私のイライラ、なんだったのよ?」
それにしても、声かけを変えただけで・・・?
どんなメカニズムで行動がかわったのか、母には見当もつきません。
子育てのツボ!言い換え表 【 基本姿勢3ポイント】
日々の声かけは、チリも積もれば山となる。
その子の人格形成に大きく影響を与えると考えてます。
毎日毎日、「どうして、こんなことが出来ないの?!」と口癖のようにいっていれば、子どもでなくても無意識のうちに「自分はダメな人間だ」と感じてしまいます。
いま話題の、自己肯定感につながりますね。
いま自分がしている普段の声かけは、自分が親にしてもらったのと同じはずです。
そう考えると、今している声かけは、孫の代にも影響があるってことですね。
まずは、声かけのもとになる基本の考え方として、子どもと接するときに最低限おさえておきたい3つのポイントをご紹介します。
今が100点!
毎日ご飯をたべて、よく遊び、よく寝る。
日々をこうしてしっかり過ごせているだけでも、実は100点満点なんですよね。
知らないうちに、子どもへの期待のハードルはどんどん上がってしまいます。
まずは、今が100点!ちょっとでも、出来ることが増えたら、120点ですね。
日々のお子さんの頑張りも、親の頑張りも、しっかり認めてあげることから始めましょう。
ひたすら共感をしめす
兄弟げんかのとき、弟が泣きながら「おかあさーん」と・・・
そんなときは、「嫌だったのね~、悲しかったんだね~」と話をきいています。
どちらが悪いと判断を下すのではなくて、それぞれの気持ちに寄り添うように。
私たち大人も、ただうなずいて話を聞いてもらえるだけで心が落ち着きますよね。
仕事で疲れて帰宅した夫に、今日の出来事など話しても無関心に、ときには反論されたりすると、とっても嫌ですよね。
ただ、頷いて話を聞いてもらいたい・・・子どもも、それと同じなんだと思います。
つい感情が高ぶって怒りたくなりますが、普段から、意識して子どもに共感する言葉をかけるよう、訓練するといいですよ。
わたしも、まだまだ練習中です。
間違っていても否定をしない
子どもの言うこと、やることに対して、否定をしない!これはポイントです。
公園に行って、初めての遊具で遊んでみたいけど、「怖い」という子どもへ。
「そんなの怖くないよ、やってみなさい」と大人目線で言ってしまいがち・・・でも
「お母さんも、最初はこわかったんだよ。
でもね、こうすると上手くできたんだ。~~くんも、やってみる?」
否定せずに共感をいれることで、お母さんの話をぐぐっと聞いてくれるようになります。
子育てのツボ!言い換え表【子供の気になることへの対応表】
その子が持つ特性を、短所ととらえずに対応していくための具体例です。
字を書くことが苦手な子に、何度も何度も漢字練習を強いるよりも、その子が理解しやすい他の方法を選べばいいということですね。
気軽に試してみたいですね。
他にも、すぐに使える108のアイデアについては、こちらの一冊を読んでみましょう。
子育てのツボ!言い換え表を今日から実践してみよう
育児疲れでヘトヘトなお母さんにこそ届いてほしい、「声かけの魔法」についてご紹介しました。
育児は完璧になんて出来ません。
うまくいかなくて当然なんです。うまくいかないことを、前向きに学びとしてとらえてみましょう。
試行錯誤をしながら、ちょっとしたコツが掴めると育児がいい方向にむいてきます。
そして、子どもの心にささる伝え方が見つかれば、コツコツと実践していきましょう。
イライラのもとは、他にもたくさんあります。
たとえば、子ども部屋がおもちゃで散らかった状態だとか。。
子供の気持ちもくみ取りながら、しかし手間をかけず、お片付けを楽にするための3ステップについて、こちらの記事でご紹介しています。