「木育について、だんだんわかってきたけど、物足りない~。」
「資格をとって、地域で木育イベントをしてみたい」、「木育で地域を元気にしたい。」
そんな志の高いあなたに木育の学べる講座等をご紹介しますよ~。
でも、具体的にどんなことを勉強できるの??
目的によって、講座の内容もレベルも変わってきます。
まだまだ世間では知られていない木育という分野です、選択肢は限られてきますが自分にあった講座や学校が見つかりますよ。
木育の効果について、基礎的なことを知っておきたいという方は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
全国の木育事例についても紹介しています。
目次
木育の資格には、どんなものがあるの?
それでは、ひとつずつ詳しくみていきましょう~!
木育インストラクター養成講座
「幼い時から樹や木を身近に感じたり使ったりすることを通して自分と他者との関りに目を向け、主体的に行動できるように育てていくこと、物の大切さや親しむ心を伝えていく」木育の専門家です。
芸術と遊び創造協会による認定資格です。
■開講日:年間5~6回(東京・大阪会場)
■会場:東京・大阪
■受講料:12,650円
※芸術と遊び創造協会会員・ウッドスタート実践園 価格 11,650円
■テキスト:幼児の心とからだを育むはじめての木育
■内容: 1日(約5時間)の講座
講義(木育概論)/木育プログラムの体験/木育プログラムの企画・開発
これから木育について学んでみたい初心者の方にも気軽に参加できそうですね。
資格取得後にはフォローアップ講座が用意されています。
実践の場で経験を積みながら抱える課題についても、講師陣とともに解決に向かえます。
全国の木育仲間とつながることのできる魅力も大きいですね。
こちらの講座を主催する「芸術と遊び創造協会」は、東京おもちゃ美術館を運営しています。
東京おもちゃ美術館がリードする木育は、魅力的な「木のおもちゃ」で溢れていますよ。
じつは、プロ棋士の藤井聡太さんが幼少期に遊んでいたのも、キュボロという木のおもちゃなんです。
「自ら考える力」を育てる、質の高いおもちゃが「グッド・トイ」として選ばれています。
過去数年分のグッド・トイ大賞に輝いたおもちゃを紹介した記事は、こちらです。
Wood Life Adviser(ウッドライフアドバイザー)
一般社団法人Wood Life協会による認定資格。
Wood Life Adviserは、「木育」の理念を理解し、「木」のよさを伝えるためのセミナーの開催ができる「木」の専門家です。
対象者は限定されておらず、通信で研修をうけ、認定してもらえます。
■受講料:2万円(消費税別)
■更新費:1年更新3,000円(消費税別) ※植林、植樹、森林保全の活動資金として
■研修方法:テキスト、セミナー動画配信
■研修内容:【木育について】テキストで木育、遊具の使い方を自習
【セミナーについて】動画視聴にてセミナーツール、セミナー講師について自習
【テスト】テキスト、動画について学んだこと
木育マイスター
「木育」発祥の地、北海道では本格的な学びが得られます。
■開講日:年1回秋ごろ(北海道)
■対象(20名)
・北海道在住の18才以上の人
・現在、木育活動の実践を通じてその普及に携わっており、
木育に関するさらなる知識・技術の習得を目指している人
・今後、木育マイスターとしての知識・技術を活用し、木育の普及を行う意欲のある人
・申し込み時に、「研修の受講目的及び自身の得意分野」についてレポートを提出
■受講料 無料
■内容(全4日間の講義+OJT実践研修)
・木育イベントの企画・運営
・木育プログラム(アクティビティ)の開発
・木育のコンサルティング、コーディネート
対象者に制限があり、応募時にレポートを提出という時点で、かなり本格的なにおいがしますね!
岐阜県立森林文化アカデミー
森と木に関わるスペシャリストを育成する2年制の専門学校。
「森と木のエンジニア科」「森と木のクリエーター科」がありますよ。
卒業生たちは、木工や木育の技術を身につけて起業し、さまざまな価値を生み出しています。
詳しくはこちら≫≫ 岐阜県立森林文化アカデミー
木育の資格【関連書籍4選】
木育といえば有名な島根大学の山下先生の書籍です。
木育の資格まとめ
木育の資格で最も人気なのは、NPO法人 芸術と遊び創造協会が実施する、
木育インストラクター養成講座ですね。
初心者でも気軽に参加でき、開催頻度も多いです。
それでも毎回定員に達して受付終了になるので、日程を調整して早めに予約するといいかもしれません。
参加された方の評判が高いので、私も近々受講しますよ~。
主催団体である「芸術と遊び創造協会」は、木のおもちゃを通した多世代交流の場として「東京おもちゃ美術館」と、全国に広がりをみせる姉妹おもちゃ美術館を展開しています。
東京おもちゃ美術館については、遊びに行ってみた様子をまじえて、こちらの記事で紹介しています。
木育は、各自治体でも取り組む流れができているので、単発のセミナーも開催されたりします。
近場でのセミナー情報もチェックしてみてくださいね。